JUGEMテーマ:学問・学校
今日は東京大学合格発表日。昨年の今日は息子にも吉報が届きました。あれから1年、あっという間です。昨年夏休みには友達が星野村に宿泊し、川釣りなどを満喫してくれました。11月の東大駒場祭には私も行き、彼らと再会しました。今年もクラスの仲間が星野村へ来てくれる予定です。東大生とのつながりを私なりに構築中です。
息子は縁あって地元、八女筑後地区の高校3年生二人にオンライン個別指導をしていましたが、3/6佐賀大学(理系)、昨日3/9大阪大学(文系)にそれぞれ合格しました。(祝!)東大生という立場で期待されて引き受けた家庭教師ですから本人もホッとしている様です。久留米大学附設中学3年の時から星野小学校・中学校児童生徒全員対象に行っていたレベルアップ学習会の講師として後輩たちへの学習指導経験も活かせました。
さて、2010年1月からNPOの有志でスタートした地元、小中学校と連携した学習塾「ほしの塾」は、基礎学力の定着から受験指導まで少しずつレベルを上げながら丸14年間開講してきました。又、10年前から星野小学校の放課後学習(寺子屋)とも連携し、学力向上に努め、着実に成果を上げてきました。私の娘や息子もほしの塾出身です。
2024度4月からは息子が協力してくれますので、星野村内の児童だけではなく八女筑後地区の児童対象にオンラインによる講座を始めます。小学6年生を対象に良問が多いラ・サール中学入試過去問を主に解きながら補充課題を出し受験指導を行います。保護者とはグループLINEで情報を共有します。塾生が増え、息子の友達にも応援を頼めるようになれば最高です。『村で育った子供たちが星野村の輪を広げ、そして星野村に貢献する。』という流れをつくれたら、と思います。
ほしの塾スタート時から変わらない料金設定(小学生講座は1教科50分授業、週1回、月4コマで1,000円)です。コストパフォーマンスは高いです。
水曜日と金曜日2日に分けて週1回算数、国語、理科、社会、そして英語の5教科を私と息子が指導します。
昨年、東京大学合格祝いで設置した横断幕を本日下ろし、その代わりにNPO法人星野村里山ツーリズム協会・ほしの塾の宣伝を兼ねたメッシュターポリン製の看板を設置しました。
キャッチコピーは「東京大学生とオンライン授業」。
星野村には35年続く全国各地から留学生が集まる山村留学制度があります。そして2024年度は10名の山村留学生が星野村&星野小学校で生活します。2年前から星野小・中学校で始まった本格的なオリジナル天文教育授業(アストロスクール)は、法政大学学際宇宙ゼミ、星の文化館他との連携で創設し、地域資源を活かし充実した内容を提供しています。
ほしの塾の新しい試みが、山村留学制度等と相乗効果をもたらし、星野村の魅力アップ、PRになれるよう日々精進していきます。
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お陰様で長男が東京大学理科一類へ合格・進学後にたくさんの方々よりお祝いのお言葉など頂き感謝申し上げます。
又、仕事のお誘いなども頂き、ありがたいなあと感じている次第です。
サラリーマン生活を辞して「子供の教育をど真ん中に据えた村興しをやろう!」という想いで郷里・星野村へ戻って20年以上もの月日が経ちます。期間は短かったですが、地方政治も経験させて頂き今があります。
二人の子供も東京暮らしとなり、子育ても一段落しましたので、4月から新たな試み「賢い子供を育てるプロジェクト」をスタートさせました。私が講師を勤める個別指導塾で難関国立大学総合選抜型合格を目指す超優秀な生徒と一緒に実証研究も兼ねてやっています。口コミで八女市、久留米市の幼稚園、保育園、小学校低学年に広めています。
さて、長男は授業もクラブ活動もビッシリ詰まっていて、又、クラスの仲間もとても仲が良く皆優しので、良い大学へきた!と充実した日々を過ごしているようです。
優秀な人は心にも余裕があるので友達にも親切・優しく計らえるのだ、と連絡してきます。
そういう気持ちを少しずつ持てていると良いことも舞い込んでくるかもしれません。
ご縁があって今月6月から、地元・筑後地区に住んでいる国立理系志望高校3年生へのオンライン受験指導も週1回(休憩含めて3時間)やり始めました。ZOOMで繋いで東京〜筑後地区で仕事ができるとは時代も進化してきたな!と改めて感じます。
又、ご厚意で設置した東京大学合格の横断幕2張をご覧になった初見の方からも連絡を頂いたりもしています。
星野村の玄関口でもあるので、「畑一面にに花を咲かせよう!」と4月初旬から試験的にヒマワリやポピーの種を蒔いていました。
ポピーは種を蒔く時期が遅かったので生育が今一つですが、第一弾のヒマワリは上手く咲きました。
これから第2弾、第3弾と秋まで本格的にお花畑を(余り広くはありません)充実させたいと思います。
星野村へ行ったら、直ぐに花が目に留まる!癒される!と感じて頂ければ光栄です。
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東京大学理科一類合格発表から2週間があっという間に過ぎました。
一歳になったばかりの時から5年間お世話になった保育園の先生方、母校・星野小学校の先生方などへの挨拶を始め、様々な方々と久しぶりにお会いしました。
また、多くの方々からお祝い等を頂き、新生活への期待も日々膨らんでいるようです。
さて、大学合格発表後に有志の方々のご助言・ご支援を頂き、東京大学合格の横断幕を設置する運びとなり、発注していた横断幕が届きましたので本日設置しました。
星野村の玄関口の基幹道路沿いに2幕張ることが出来ました。
設置後は親戚等一緒に記念撮影も致しました。
息子はあまり口数が多いほうではありませんが、自分の横断幕を見て「これから頑張らんとね」と口ずさみ、身が引き締まる思いがしているようです。
育ててくれた地域の方々への感謝の気持ちを胸に後に続く子供たちの良き目標になれるよう、充実した大学生活を送ってくれることを切に期待したいと思います。
明日午後の便で上京し、いよいよ東京生活が始まります。
お支援頂いた皆様、ありがとうございました。
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『万朶(ばんだ)の桜咲きそろう!』
祝!東京大学合格
校歌の最初に出てくる「万朶(ばんだ)の桜さきそろい・・・・・」
(附設という学び舎に多くの俊英が集まった、という意。)
去る3月1日、中学から息子が6年間通った久留米大学附設高等学校の卒業式に夫婦で参加しました。
卒業生190名、改めて素晴らしい学校だと実感しました。
そして昨日(3/10)、受験していました東京大学理科一類に合格の吉報を頂きました。
6年間を振り返ると、中学・高校とバレーボール部のキャプテンを務めさせて頂き、仲間と切磋琢磨し、又、勉強面では附設内の授業で受験対策は完結し、入試シーズン最初である昨年10月の防衛医科大学一次テスト、今年1月の大学共通テスト、そして2月の東京大学の3つだけに絞った受験でしたので受験費用を抑えたコストパフォーマンス最高の結果となりました。
詳細は分かりませんが、今年も附設は東京大学、九州大学医学部を始め素晴らしい合格実績だと聞いております。
まさしく ”万朶の桜咲きそろう”
です。
大学合格は人生における一つの通過点です。
素晴らしい学び舎で培った英知と自信を糧にこれからも充実した日々を送って欲しいと願っています。
私も現状に満足せず、持ち合わせている能力を常にアップデートしていきたいと思います。
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それは、杉本雅史 元社長直伝の『修羅場』『土壇場』『正念場』だそうです。
ちょっと厳しい状況に追い込まれたときに人間はぐっと伸びる、ということがあります。大した経験もない私ですが、実感しています。
さて、昨夜注目のTVドラマ『半沢直樹』の最終話が放映され、全10話、TV・ティーバで私も見ました。
原作者 池井戸潤氏はお会いしたことはありませんが、同じ慶應義塾大学出身、1988年銀行入行し金融界の様々な局面の描写は、自ら金融界に身を置かれた経験と独創的な感性等によるものだと思います。私も証券会社に1988年に入社し12年間身を置きましたから親近感があります。
半沢直樹こそ、まさに修羅場・土壇場・正念場を毎回経験した人物ではないでしょうか。
国土交通大臣の役を演じられた江口のりこさんが出演された第5話後、すぐに東京で日本経済新聞奨学生をしながら大学に通っている娘から江口さんも若いころ新聞奨学生をされていた記事がメールで送られてきました。
3年前に東京へ一人で出て、新聞奨学生をしながら予備校に通い、現在も奨学生として早朝未明の2時に起きて働きながら成城大学社会イノベーション学部2年に在学中の娘です。将来のこともしっかり考えているようで、3年からは勉学に専念するとのことで私も準備を進めています。
各々のご家庭で様々なお考えはあると思いますが、「大学は生活費も含めて自分の力で行く学びの学府」という考えを小学生の高学年頃から子供達にはそれとなく話をしながら子育てをしてきましたので、お陰様で我が家はどうにかその方向に向かっているようです。
中高一貫の高校1年になる息子も姉の姿はしっかりと見て、今どうすべきかは彼なりに考えているような気がします。
With コロナという意識が芽生え始めている今日ですが、私も、娘が大学院進学、息子が大学進学が一緒の年になるのを見据えて、昨年12月から大手個別指導塾での講師を週4日やり始めました。星野村での仕事を終えたら夕方からは私の自己研鑽も兼ねて受験対策モードに入ります。
中学受験性、高校受験生、大学受験生の個別指導は私のライフワークの一部になり現在は、星野村での小中学生対象の「ほしの塾」が週2日、週4日は個別指導塾で週15時間、このところ日曜日も仕事を入れて受験生たちと一緒に勉強しています。
朝から16時までは自営(会社)の仕事、そして夕方から私も指導する受験生以上の勉強?(自称)の日々です。
今年4月から星野村でそれぞれ1つしかない小・中学校がコミュニティースクールへ移行しましたが、その学校運営協議会の会長も引き受け、学校と中心とした地域づくり・村づくりの一翼になればと日々思っています。
我が家の子どもを始め、ご縁を頂いた未来を切り開いていく子供たちに、小成功・失敗の経験を積みんでもらい、自信をつけて、これから訪れる数々の修羅場を切り抜け、土壇場や正念場にも粘り腰で対処できるように微力ながら力を注いでいこうと思います。
このところ有名芸能人の自殺のニュースが飛び込んできています。亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りしますとともに、修羅場・土壇場、正念場を何とかできなかったのか残念でなりません。
切り抜けた先には明るい未来がある!
そう信じるのは楽観すぎると言われそうですが、そういう信念をもって日々できることをやるしかないと思うのです。
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臨時休校が3月初めから始まり、非常事態宣言、自粛ムードが続いています。
星野村という田舎育ちで早くに父を亡くし何事も一から自力でやってきた私には、危機感はありますが40〜50年前に描いていたような同様のワクワクする感じもあります。
「平時」の対義語は「有事」「戦時」が挙げられますが、今回のコロナショックの時こそ、生きる力、人間力が試されているのではないでしょうか。
国会でも取り上げられましたアルバイトが減少し生活費に苦慮して大学を辞めようとしている学生がいるという現実。でもこんな時こそなぜ大学で学ぶのかを今一度考える時だと思います。
私の娘は東京で日本経済新聞奨学生として住み込みで働きながら大学生活を送っています。早朝2時に起きて400部以上の新聞をバイクで配達、夕刊の配達もありますが、冷暖房付きの個室、女子が一人なのでシャワー室やトイレも娘一人で利用できてすべて無料、月給が約13万円支給され、学費は奨学会から何度末まで勤務すれば出ますから心配ありません。日々の衛生面には気をつけているとのことです。
私は証券会社勤務時代からの経験を活かして35年以上も資産運用に携わっていますから、2001年に星野村で創業した小さな会社で通販の仕事や朝から15時までは概ね資産運用関連の仕事、夕方からは子供たちの学習指導を色々な場所でやり、週末は家の茶園など農業もやっています。(貧乏暇なし状態 笑)
さて、11年目を迎えるNPOで運営する小中学生学習塾(ほしの塾)の今年度の開校は4/8でしたが、コロナウイルス感染防止のため会場での指導を見合わせています。一緒に塾を立ち上げたもう一人の先生(私のお姉さんのような方)と相談して、だぶん八女市では最初となるZOOMによるテレスタディを無料で4/22からスタートしました。
そして、学校再開が更に延期される場合に備え、中学校に提案し星野中学校全生徒対象(35名)にまで広げ、英語と数学の2教科を希望者に教科書に沿ってテレスタディをする予定です。
昨年度からスタートした星野地域学校協同事業活動の今年度最初の事業となります。
私が危機感の中にもワクワクするような気持になれるのは、私なりにご縁を頂けたネットワークのお陰と、培ったフットワークの良さだと感じています。
とにかく行動あるのみ!と自分自身に言い聞かせています。
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新型コロナウィルスが猛威を振るう昨今の情勢です。日本全国縮小しての卒業式が大学、高校、中学、そして小学校で行われています。そんな中、我が家でも本日息子が中学卒業を迎えました。本来ならば3月19日が卒業式でした。
九州でも有数の素晴らしい恵まれた教育環境の下、心身ともに成長できたことを嬉しく思います。中高一貫校ですので4月からは内部進学で高校へと進みます。
さて、一昨日(3/23)の日経新聞『ESGの視点で捉える企業の不動産戦略』の全面広告のページでシンクタンク・ソフィアバンク代表である藤沢久美氏が講演で述べられた内容に目が留まりました。
「革命とは主役が変わること。そして革命の先にあるのは社会課題の解決だということを忘れてはいけない。」
私が大学に入った頃は、「ジャパン イズ ナンバーワン」という言葉も聞かれました。大学卒業後、バブル絶頂期を経て「失われた20年」という言葉が聞かれました。バブル崩壊後、金融危機、ネットバブル、不良債権処理、リーマンショック、政権交代、東日本大震災、アベノミクスと時代は変化し30年が経ちました。
1989年の大納会に日経平均株価は38915円をつけて早30年、NYダウを初め高値更新する先進国株価指数を横目に置いてきぼりだった日本株。もしかすると今回のコロナショックは、歴史的世界の株式市場が大暴落した中で日本がV字回復の先頭を走れる・主役が変わるチャンスかもしれません。
人口も経済も大都市集中、インバウンドに頼った経済運営、政権の一極集中などひずみが出てきている今日、情報インフラが整備された過疎の農山村が見直される契機にもなると思います。
しかし、革命を起こすのも人。人の知恵の結集、ネットワークの力の差が地域の差に大きく響いてくるのではないでしょうか。
30数年前、私が大学入学一年時に当時高校校長をされてた英語の先生が、「俺は慶應の学生だ、僕は慶應ボーイだ」と言わなくても、「彼の行動は良いね〜、彼どこの学生? 慶應? やっぱり慶應の学生は良いね」となって欲しいと繰り返しおっしゃっていたのが記憶に残っています。
このことが私の脳裏にありますから、息子にも「先生方もおっしゃっているように久留米附設を見る世間のハードルは高いよ。例えば、挨拶はいったん足を止めて、相手の方が30度頭を下げたら、あと10度プラスして40度頭を下げなさい。」など、挨拶は大切ですから息子に嫌われながらも繰り返し言ってきました。(親がちゃんとお手本通りの行動が出来ているかは少々疑問ではありますが)
水と同じく、情報は高いところから低いところに自然に流れてきます。又、低いところの水を高いところに上げるためには労力やお金がかかるのと同じく精錬された情報を手に入れるには高いコストがかかります。ですから自分の方へ情報が自然に流れてくるように腰を低くし、その情報を精査できる知識と経験が必要です。
絶え間ない向上心・向学心、そして腰の低さを備え、社会に貢献できる人物になれるよう、社会生活の基本を念頭に置いてこれからの高校生活を充実させて欲しいと願っています。
最後に、息子から保護者への手紙が本日頂いた卒業の資料の中に同封されていました。
「附設へ行かせてくれて今はありがとうという言葉くらいしか出ないけど、これから先きっと感謝しきれない思いが常に頭に湧いてくるだろう」
今日の卒業式には家内一人が出席しましたが、縮小された中でも一人一人思い出に残る卒業式となったようです。
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『中学の同窓会でイントロ曲当てクイズをやってみた!』
中学卒業後5年に一度開催している地元・星野中学の同窓会。私たちの代から生徒数減少の為、1学年が3クラスから2クラスになりました。それでも同級生は90名。卒業時の全校生徒は約260名でした。
時は経て昨年度(平成30年度)には1学年の生徒数10数名、全校生徒が39名と約40年で6分の1以下になっています。
そんな中、今回の同窓会は6年ぶりに開催し、参加者は卒業生35名と恩師1名の36名でした。このところ実行委員長をずっとさせて頂いていましたが、今回は幹事として次回開催する60歳の還暦を祝う同窓会に向けた最新の名簿整理など完璧にしようと試みました。
又、出し物として、生まれ育った昭和、平成、そして令和を振り返るために1970年代から1980年代に高島忠夫さんが司会を務めたTV番組『クイズ・ドレミファドン!』を参考に私なりに曲を選び編集したイントロ曲当てクイズをやってみました。
元旦の夜から式次第も併せて準備し、賞品も生まれ育った時代からのロングセラー食品を揃えました。
準備期間は2日間でしたが、インターネットでヒット曲やロングセラー商品を調べてパソコンを打ちながら懐かしさに浸ることが出来ました。そして同窓会は2次会迄大盛況!
各自が撮影した写真をLINEグループにアップし合っています。
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5年に一度開催している星野中学校の同窓会。昨年半ばから有志で実行員会を立ち上げ準備を進めてきました。
明後日(1/4)が同窓会です。
往復はがきで出欠の連絡を頂きましたが、今回からはスマホのLINEが大いに役立ちました。時代の変化はスピードアップしています。
次回からは往復はがきも使わずにLINEだけでやる可能性もあります。
近況報告を頂いた同級生の中には、体調を崩したり時間に追われたりして参加が難しい人もいます。
健康や時間というのはお金に代え難いものです。
久しぶりに会う同級生や恩師と語り合って楽しいひと時をみんなと共有できればと願っています。
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明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
さて、今年2月1日で私たちが暮らす星野村が八女市へ編入合併して丸10年が経過します。
郷里へUターンし私が思う地域振興を志し村議も務めさせて頂きました。
昨年は中3の息子の卒論に協力して星野村の人口、小学校の児童数、商工会の会員数などの推移のデータを集めました。
住民基本台帳によると、合併前の人口は約3340人から現在(2019年11月現在)で約2400人、又、地元唯一の星野小学区の児童数は162人から現在93人、商工会の会員数は約200人から140人へ減少しています。人口減少は地域経済に直結しますので、活力が無くなってきている感じがします。
人口減少対策は日本全体が抱える課題でもあり、地域だけで簡単に解決できるものでもありません。そんな中この10年間は子どもたちの教育に重点を置き、教え子たちとのネットワークづくりに力を注いできました。
娘は親元を離れ東京で大学生活を送り、息子もあと3年後には親元を離れることになるでしょうが、勉学・経験を重ね、郷里に居なくても生まれ育った地域に何か貢献できることはないか?を考えてくれる人になってくれればと思っています。
身近な明るいニュースは、星野小、星野中出身の山口君(東京農大3年)が、大学箱根駅伝で学連選抜チームの一員として明日、花の2区を走るそうです。親同士は一緒にPTA役員をし、又、中3の息子の同級生のお兄さんでもあります。テレビの前でしっかり応援したいと思います。
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久留米大学附設中学3年の息子は、中体連のバレーボール大会が終了し卒業論文『星野村の人口減少対策について』の完成へ向けて毎日試行錯誤している様子です。
7月28日からは星野村で自営や会社を経営されていらっしゃる方々へアポイントを取りながらヒアリング調査を行っていますが、私も空き時間を見計らって協力しています。
来年2月1日で星野村が八女市へ編入合併して丸10年経ちますが、合併で村議会議員を辞めてから少し疎遠になっていた方々とも息子の卒業論文のお陰で久しぶりに腹を割ってお話が出来たりしています。
農林業・土木・サービス業・教育関連など様々な方々へ当初は30名を予定していましたが、来週初めまでに50名の方々へ星野村について話をお伺いすることにしました。
未だ14歳ですが、育った星野村を卒業論文を通して自分なりに見つめ直すという事は素晴らしい経験になると思います。
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(2019.6.17 日本経済新聞より)
国立情報研究所の新井紀子教授の著書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済)を読んでみました。
AI、AIと叫ばれる昨今、銀行のATMの縮小や人員削減を初めこれから生き残れる人材とは?その人材になる為に今からやらなくれはならない課題は何か?となる道しるべの一つが書かれています。
2001年に登場した小泉純一郎首相は「ワンフレーズ」に代表されるインパクト政治をされましたと思います。
ワンフレーズでは語尾はどっちにも解釈されるます。
昨今のマスコミが取り上げられる政治家の言動一つとっても、話の内容の一部だけを切り取って報道され、その部分だけが独り歩きしている感じがします。
こうしたご時世に流されず、これからの地域・日本・世界を担ってくれる子供達には改めて物事の本質を見極める読解力を養うことが大切だと思います。
地元・星野村で小中学生の教育振興に携わり10年が経過しています。
少子化で個々人に行き届いた教育がならされていますが、子供たちは甘やかされて育っているな、と感じます。
そして将来にわたって学力、体力、順応力など差が開いていくだろうな、と感じます。
「教科書が読めない子どもたち」というタイトルからして、うちの子はそんなことはない!と思われる保護者の方々も多いでしょう。
しかし、現実は厳しい結果が出ています。
今年度から小学校講座では3年生、4年生の塾生には算数の文章問題を主に指導しています。4行から10行ぐらいの文章をしっかり読んで、足すのか?引くのか?掛けるのか?割るのか?数式を考えてもらいます。
私にはできない!と諦めている子には、「まず10分間繰り返し読みなさい、最低20回は読みましょう。」と毎回の授業で話します。
1回で正解にたどり着く子は殆どいないので、この授業では消しゴムの消しくずがとても多く出ます。
できるまで食らいついてくる粘り強い子供たちを一人でも多く育てるのが目標です。
たぶん1年後には塾生の殆どが見違えるような諦めない粘り強さを身に着けてくれると期待しています。
新井教授がおっしゃっている読解力と論理力につながると思っています。
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JUGEMテーマ:学問・学校
(2019.6.8 日本経済新聞より)
(2019.6.9 日本経済新聞より)
毎年年度初めに行われる「久留米附設後援会総会&保護者会」が、先週の土曜日(6/15)に開催されました。
附設中学入学してあっという間に2年余りが経過しました。
顔なじみの保護者の方々もいらっしゃり親子ともども少し慣れてきたな、という感じです。
そして昨日はクラス担任の先生との保護者面談でした。
私も近年、主に小中学生の教育振興に携わり、日々子供たちと接しています。その中で附設中の教育内容は全てにおいて参考になります。世界のリーダーとなる人材の育成を目指し、時代の変化をいち早く察知され、生徒個々人に寄り添い、個々の能力を引き出し、高めていく指導を日々研究されていると実感します。
2020年度からスタートする大学入試共通テスト対策。
昨年から話を聞いていますが、附設ではどんな内容になるにせよ、自由自在に対応できる高い学力・能力を持つ生徒が殆どなのでこの変更は附設生にとっては有利になるだろう、とのことでした。
先が不透明な読み難い環境下で、どんな劇変化にも対応できる能力を持った人間を育てる、その根底にあるのは中高生迄の教育にかかっていると思います。
ボーダーラインの成績では悩みは尽きませんが、上位層はあまりうろたえる必要はありません。
小手先やテクニックではなく、小学生のうちから全ての土台となる読解力をもった子供たちを一人でも多く育てたいと思います。
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JUGEMテーマ:地域/ローカル
(2019.6.12 西日本新聞 筑後版より)
私は、平日の夜は小・中・高生に学習指導ををしていますので星野未来塾には殆ど参加できていませんでしたが、年度末に時間が取れましたので息子と数回参加しました。
久留米附設中学に通う息子は、卒論のテーマ「九州北部豪雨災害後の星野村」を研究しています。
全国緑茶品評会において5年連続玉露日本一や昨年度も日本一に輝くなど星野村にはハード・ソフト面の両方ともに誇れる豊かな資源があると自信を待って言えます。
しかしながら、その資源を活かすのも人の力次第です。
人口減少に直面する星野村も既存の組織や活動は日々行われていますが、人的ネットワークを強固にする(集中する)取り組みが急務だと思います。
さて、日本経済のバブルが崩壊した1990年代初め、1991年9月14日の台風17号、9月27日の台風19号は、実家の2階の屋根を吹き飛ばすなど大きな被害を与えましたが、星野村を始め森林の木をなぎ倒し、山の価値を大きく低下させるきっかけになりました。
それから21年後、2012年7月14日・15日に発生した九州北部豪雨災害。
自然の脅威を実感した自然災害は、農山村で生き抜く思考の転換を迫っています。
力を結集する方法の例として
2001年4月に発足した小泉内閣では、小泉首相が、「旧態依然の自民党をぶっ壊す!」と、仮想敵をつくったり、「郵政民営化解散」では、賛成か反対かで対抗馬に刺客を当てたりなど劇場型にする。
トランプ大統領を始め近年の世界の政治指導者が行っている一部の人々の不満の原因の標的を明確につくる。
などなど
私が村議会議員時代に行った八女市へ編入合併の賛否を問う住民投票。
合併協議会に参加している矢部村・黒木町・立花町・星野村の中で唯一星野村だけが住民投票を実施し、住民一人一人が将来を真剣に考え、見つめ直すことが出来ました。
星野村は「優れたパワーを持つ地域」だと思います。
自分の生活に直結させて、関連付けて一人一人が考える雰囲気づくりを醸し出す更なる工夫が大切だと思います。
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JUGEMテーマ:ビジネス
日本経済新聞奨学生2年目、娘が大学へ入学して早2か月が過ぎました。予備校時代よりも心に余裕は出来ているようです。住み込みで働いている専売所の経営体制の変化により、昨年よりも朝夕刊の配達部数が約100部増え、大学の勉学はもとより、朝は午前1時30分に起きて400部以上の配達、大学から戻ったら直ぐに夕刊の配達にも励んでいます。
さて、人生はどの時代も経験と学びの繰り返しだと思います。置かれた立場や環境でどう考え?どのように行動し、どう生きていくのか?等々。娘なりに貴重な勉強をしていると思います。
去る5/19(日)に出身高校(福岡県立明善高校)の関東支部総会・同窓会に同期と一緒に参加し、先輩方を紹介され、その中の先輩からお声をかけられて5/31(金)には福岡県人会に参加したそうです。
人生経験豊富な諸先輩方に可愛がって頂き、今後とも毎月行われている定期的な会に参加するようにしたとの連絡を受けました。
娘の声も弾んでいました。
又、一昨日(6/9)は関東圏の日本経済新聞所職員・奨学生の食事会に参加したそうです。
「自分の力で大学生活を謳歌する!という覚悟を持ち、前向きに努力すれば必ず道は開ける!その機会が少しずつ開かれているね。」と娘にエールを送りました。
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